ごあいさつ

次世代の建物運営・管理による持続可能な社会の実現 取締役社長 藤永弘

平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

アサヒファシリティズが創設されたのは1969年。竹中グループの建物管理会社として建物オーナー様を始めとした皆様の「安心・安全・快適」を守り続けてまいりました。建築・設備の維持管理、保全工事、警備、清掃などの基本業務に、建物価値の向上を目指したプロパティマネジメント事業、保険代理事業も加え、様々なニーズに対応できるワンストップ体制で皆様のご要望にお応えしております。

今、私たちは持続可能な社会を実現するために、二つの大きな課題に直面しております。

ひとつ目は、地球温暖化の抑止です。建物オーナー、管理者、居住者他、建物にかかわるすべての人々が、温暖化の原因である温室効果ガス(GHG)の排出削減に取り組まねばなりません。当社では、長年培ってきた省エネ技術他、効率的な建物運用のノウハウの活用に加え、新たなグリーンテックを積極的に活用することにより、お客様と一体になってGHGを削減、そして2050年カーボンニュートラルの実現に貢献してまいります。

ふたつ目は、就労人口減少への対応です。特に労働集約型産業である建物管理においては、如何にしてこれまで同様の、これまで以上のサービス品質を継続してお届けすることが出来るかが喫緊の課題となっています。当社は集約管理体制の構築、建物情報のデジタル化によるサービスの合理化、AIに代表される先進的デジタル技術の積極的採用により建物管理の省人化、無人化を進め、サステナブルな事業を展開してまいります。

当社は、経営理念「最良の建物管理を世に供し、社会に貢献する」を基盤に、時代のニーズを先取りした「次世代の建物運営・管理」を皆様に提供してまいります。

今後も一層のご愛顧を賜りますよう謹んでお願い申し上げます。